アーカイブ 平成15年執筆
あの時の恐怖、再び思い出す、金目川(花水川)の将来を思う 
                        
府川きよし

 平塚は風水害がよけて通る、とよく言われますが、台風17号、18号による洪水の報道を見ていると、これからはそうとも思えません。被災者の悲嘆と苦労を察します。他人事ではありません。2014年10月6日の台風による豪雨は、あと1m増水したら氾濫でした。我が家の庭に置いたバケツは雨水があふれていました。夜半の数時間の雨量は300ミリ近くあったと思われます。
 100年以上前に相模川と金目川(花水川)が氾濫して、町が水浸しになり救援の船も出たと、長老の話も伝えられています。
 金目川流域でも大水害が起きることを想定し、災害を小規模に食い止める減災への不断の取り組みが大切です。
 子供のころからよく川遊びをした、金目川(花水川)がこれからどうなっていくか、
このことに強い関心があります。最近、川の姿が変わっています。水害に備え川幅が広がり、土手も高くなり、柳など雑木が育ち増えたせいか、ウグイスの鳴き声がよく聞こえるようになり、野鳥が増えているようです。川の水も汚染が減り、アユなど生き物が増えています。しかし、匂いはまだドブ臭く、子供が泳げる状態ではありません。河川敷にはいりにくく、土手から川の様子が見えなくなっている所もあり、川と暮らしが切り離されています。
 本来、川は平地でS字蛇行するものですが、洪水対策、耕地確保のため直線化した川になっています。自然の流れは何処にもなく、人間が管理する用水路です。それならなおさら、流域に暮らす住民に里川といえる川であってほしいものです。
 昔のように子どもたちが泳いだり、魚釣り、シジミとりなどができるかわにしたいものです。
 神奈川県が管理している、二級河川である金目川(花水川)をしょうらいどういう川にしていくのか。湘南里川づくりみんなの会で取り組みたいものです。そういう場ができれば、喜んで参加します。 




ふたたび思うあの時の怖さ
2014.10.4深夜から明け方の豪雨の写真
 


濁流と三角波



うねる 濁流